持続可能な森林ビジネスの展開「地元林業業者との連携」

「人工林の健全化」「木材の持続的安定供給」を可能とする新しい国内林業の姿をご提案し、林業経営者の応援ならびに山村地域の振興を図り、森林資源の循環利用推進に寄与します。

我々が取り組む林業ビジネス

  • 立木販売事業 (高級杉の販売)
  • 間伐・間伐材販売事業 (バイオマス発電所への販売)
  • 間伐材を燃料とした小型バイオマス発電事業 (発電及びO&M業務)
  • バイオマス発電事業の熱を利用した農業 (スマート農業への取り組み)
  • 焼却灰を活用した水処理原料や凝固剤の開発 (ゼロエミッションの実現)
  • 若手林業者の育成 (東南アジアからの人材受け入れ、帰国後の事業支援)

間伐の重要性と利活用について

当社では、間伐で得た間伐材の利活用を中心とした事業活動を行っております

我が国の国土の約7割は森林ですが、そのうち約4割は材木を生産するために造られた人工林です。この人工林のうち8割は間伐を必要としています。

間伐とは、混みあった森林から、曲がったり弱ったりしているスギやヒノキなどの針葉樹を抜き取る作業のことです。間伐をすることで森林の中を明るく保ち、下草や低木が自生する環境をつくるとともに、針葉樹を真っ直ぐ育てることができます。

出典:東北森林管理局Webサイト
https://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/introduction/gaiyou_kyoku/nibetu/5_sodateru/index.html
間伐前後の比較

間伐の実施により、次のような効果が得られます。

地球温暖化の防止

・残った木々が生長してCO2を吸収
・間伐材がCO2の入れ物となってCO2を吸収)

活力のある森林形成とその保全

・洪水を緩和し、水をキレイにする機能
・土壌流出を防いで、防災する機能
・生物多様性を保持する機能

このように、間伐には森林保全にとって重要な意味があり、持続可能な森林・林業ビジネスを構築するためには間伐材の利活用が不可欠です。

当社は、「森林保全」と「林業事業者の収益性向上」が両立可能なシステムを構築し、間伐材の付加価値を最大限に高めることによって、これからも山村地域の振興のためのビジネスモデル構築を推進してまいります。